NICUは、新生児集中治療室のことであり、未熟児や何らかの問題を抱えた新生児が入院をしてくるところです。
生まれてすぐの赤ちゃんは抵抗力がありません。音や振動などにも、とても過敏です。そのためNICUは、ほかの病棟とは異なり、独立した病棟で衛生管理の整った環境にあることが少なくありません。多くは、産科病棟や小児科病棟の並びにあることがほとんどです。
NICUに入ってみると、まず感染対策でマスクや手洗い、ガウンなどの着用をしなければいけません。また中に入ると、赤ちゃん一人一人区切られたスペースに保育器などが並び、モニターや点滴など様々な医療機器があるのが大きな特徴です。この光景を見るだけで、NICUに初めて入った人は圧倒されてしまうこともあります。
看護学生の時には、NICUといえば見学実習だけのことも少なくありません。そのため、就職するときにはNICU看護師のイメージがつかず、就職希望者が少ないこともよくあるようです。
また、慣れないうちは小さな赤ちゃんに対してケアを行う恐怖感や緊張感も大きいので、NICUは責任重大、そして失敗は許されないという重圧を考えると、NICUへの就職を迷う人も多いのです。
そのため、NICU看護師になりたいという人にとっては、希望をかなえやすい職場のひとつでもあります。NICUがあるのは大きな病院に限られていることもありますが、チャレンジしてみる価値があるでしょう。
ただ、NICU看護師になることはできても、実際に行われる新人教育などはとても厳しいものです。成人看護とは異なる部分がほとんどなので、一から学習することが多く、日々勉強をする覚悟で就職を望むことが大切です。
>>>参考URL・・・http://nicu-work.com<<<

 
 

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